進級、進学の季節ですね。定期テストまでちょっと間が空くこの時期に徹底するとよいことは、ノート作りのルールを作ること。ノートを新調してやる気になっている今がチャンスです!以前「東大生のノートはみな必ず美しい」という本が流行しましたが、うちの教室でも成績が伸びている子のノートを見せてもらうと、本当に驚くほど美しいです。後から振り返って自分がどんな躓きをしたのか、そしてそれが正しく直されているまでの過程が、他人が見てもよくわかるノートを作っています。全部は無理だよという人は、まずは算数(数学)と英語(小学生は国語)から始めてみるとよいでしょう。その際、お母さんに気を付けて確認してほしいことは、日付やページを必ず記入する、算数は計算の途中をすべてノートに書く、そして=(イコール)にこだわること。よく見てみると右と左の式の値が異なるのに平気でイコールで結んでいる子が意外と多かったりするのです。ノートを作ることは、回り道をしているように感じられるかもしれませんが、学年が上がれば上がるほど、ノート作りを疎かにするしないの差が学力に表れているように感じます。