勉強を伸ばすカギは日常生活にある① 2019.1

 「どうやって勉強をすればよいかわからない」という類の悩みを耳にすることがあります。また、巷には様々な勉強法の本があふれていますが、誰にでも利く万能の方法も無いようです。ただ、勉強が伸びる子とにはやはりある種の共通点があるように思えます。それは、日常生活の中での過ごし方にあると感じます。

よく考えてみればわかると思いますが、勉強のときだけ、最良の頭の使い方ができるものでしょうか。人間は、習慣化された動物です。日常生活の些細な出来事に対して常に心が動き、体が反応し、頭を働かせています。そしてその「癖」になった習慣が、勉強や仕事、更には人生にまで影響を与えていくのです。例えば、しっかりと計画を立てて学習する習慣がある子は、日常生活の中でも計画を立てる習慣を持ち、友達と遊ぶときもしっかりと時間の枠組みが組まれています。計画を実行するときに大切なのは時間を守ることですが、日常生活の些細な出来事に対して時間を守れない子が勉強のときだけ時間を守れることはあり得ません。仕事する上でも同様で、効率的に仕事をしている人は日常生活でも無駄のない生活をしています。それでは日常生活をどう過ごせばよいか。つづく

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