勉強を楽しむということ 2018.2

   

 勉強がうまくいっている子に共通して感じることは、いやいやでなく純粋に楽しんで、前向きなオーラが出ているように見えることです。逆に言うと、いやいや勉強をしているように見える子は、なかなか成績が上がりません。もちろん、わからないことが多い故になかなか気持ちも前向きになれないという側面もあると思いますが、それでもやはり勉強が大嫌い、という気持ちでは成績向上には結びつかず、ますます勉強がつらく苦しいものになるという悪循環になります。

 話は飛びますが、例えば国語の教科書の本文や模試の文章を読んで、「この物語の続きを読みたい」とお子さんが言ってきたことはありませんか?これは一つの例ですが、教科書を読んで単に勉強として捉えるのではなく、面白い、もっと読みたい、と好奇心を持つことは勉強に対する前向きな気持ちを育てるとても良いきっかけになると思います。わたし自身、小2のときの窓際のトットちゃんに始まり、模試や教科書の抜粋で出会い買って読んだ本は何冊もあります。新学期には国語の教科書をもらうのが何よりも楽しみでした。ほかの教科でも、子供が純粋に興味を示したときにはそれを否定せずに追及させることは、勉強に対する前向きな気持ちを持たせるうえでとても大切なことではないかと思います。

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