学校ワークの活用法 2016.6

 今回は主に中学生のお子さんを持つ方へのお話です。中学へ入ると、教科書のほかに「学校ワーク」が配られるところが多いと思います。市販のものに比べて安価で教科書にしっかりと沿った内容、定期テストへの出題も多く、素晴らしいものばかりです。

…が、お子さんたちは、果たしてうまく活用しているでしょうか?先生の方針にもよりますが、定期テストの時期に合わせてテスト範囲までのワークを宿題・提出させる学校が多いと思います。すると、試験寸前まで手を付けずに、テスト前に大慌てで取り組み、とにかく穴を埋める、最悪の場合、答えを丸写しで提出して「やれやれ」という子も。これでは内容も身につきませんし時間ばかり取られて肝心のテスト勉強もできません。

 学校ワークは宿題に出されていなくても、学校で習ったところまでは必ずその日のうちに取り組んでしまうのがベストです。それが無理でもせめて1週間ごとに進度をチェックして、絶対に溜め込まないこと。習慣になるまでは毎週土曜日にお母さんがチェックして、終えてない分は日曜日にまとめてやるのもよいと思います。勉強の基本は学校と家庭。この両輪がうまくかみ合って初めて成績は大きく向上すると思います。

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