リビングを効果的に② 2017.6

 

 前回は好奇心を育てるリビングの工夫について書きましたが、今回はずばりリビング学習のお話。流行っていることにはそれなりの理由があるものですが、リビング学習のメリットは何と言っても「学習の様子が目に見える」こと。部屋に入ってしまえば何をしているかわからないという悩みはある程度解消されるでしょう。ただ、常に隣に座って子供の学習に付き添う必要はありません。勉強は結局自分で何とかするもの。そのような学習はいずれ限界を迎えるからです。

保護者としては、学習量と内容をチェックしてあげるとよいでしょう。効果が出ていない子は、時間は十分でも解いている問題量が少ない(要するに集中して学習できていない)とか、やりっぱなしでまるつけも解き直しもしないなど、問題点がたいてい見つかります。

そして、食事等で中断するときにはすぐにさっと片付けられて、再び取り組めるように、大きなかごなどの入れ物を一つ用意して、そこに放り込むだけで片付く仕組みを作ることも大切。リビング学習専用の机を用意しなくても、十分子供が学習しやすい環境を整えてあげられるのではないかなと思います。

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