効率よく身につけるために 2016.8-9

 前回、ブレークポイントを迎えるまで勉強は続けることが何よりも大事という話をしましたが、確かに勉強しているのに効果が上がっていない生徒を見かけるのも事実です。

まず一つ目に多いのが、机には向かっているけれど、実は本当に勉強していないという場合。たとえばノートの表紙に教科名を書くだけでも色とりどりのペンで飾り付け始め、30分も1時間も費やす子がいます。その他にもいたずらに時間は過ぎているものの、集中して取り組んでいる時間はほんの少し…という人は意外と多いと思います。勉強は目的ではなく手段です。目的は覚えること。身につけること。そのための勉強なのですが、「ただ勉強すればいい」という姿勢で工夫も何もなく、時間を費やすだけの勉強は本当にもったいないと感じます。

 もう一つは、学校の授業を疎かにしていること。学習の基本は学校であると私は常に考えています。学校で覚えられることは覚えてしまえば、その分家での勉強時間が短く済む、あるいはその分他の勉強に時間を充てることができるのです。つづく

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