「勉強しているのに、思うように成績が伸びない」。よく聞く悩みの一つです。
スポーツに例えるとよく分かってもらえるのですが、毎日100メートルを10本ずつ走ったからと言って、毎日0.1秒ずつタイムが縮むわけではありません。野球にしてもそう。毎日素振りをしたからと言って、素振りの量に比例してヒットが打てるようになるるわけではありません。それでも、やめずに練習を続けて続けて、続けた結果、ある時ふっとタイムが上がる、ヒットが打てるようになるという、ブレークポイントが訪れるのです。
勉強も同じです。毎日の学習量に比例して、順調に学力がつくならばそんな簡単なことはありません。やってもやっても点数が上がらない、成果が出ていない(ように見える)時期は誰でも必ずあります。肝心なのは、だからと言ってそこでやめてしまっては、永遠にブレークポイントは訪れないということ。それでも続けていると、火山が爆発するように、それは突然訪れるのです。勉強に魔法はありません。効率についてはまた改めて述べるとして、まずは、「続ける」ことがもっとも大事なことだと思います。
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