2019年5月22日

「計算ミスを、侮るなかれ!」2015.7

 私は仕事柄、答案用紙を目にする機会が多いのですが、よく見かけるのが計算ミスなどの『ケアレスミス。』「分かっていたけど、つい…」というような言い訳もよく聞きます。

ですが、ちょっと待って!ケアレスミスをする原因は、間違いなく、実力不足。ズバリ十分に演習(似たような問題をたくさん解くこと)していないからなのです。

高校時代の化学の先生から聞いた興味深い話なのですが、「高校に入ってすぐ、因数分解でつまずき、ちんぷんかんぷんに。そこで、サインペンを30本買ってきて、毎日ペンが出なくなるまで問題を繰り返したところ、ペンが全部なくなる頃には問題を見るだけで答えが浮かび上がってくるようになった」と言っていました。

正しい方法を学び理解しているはずなのに、なぜかミスをしてしまう。それは単なるミスではなく、力がついていないのです。そして、文章題を苦手にしている人は、計算ミスが多いのも事実です。「単なるミスだから」といって安心するのではなく、まずはミスがなくなることを目標に、計算は毎日繰り返して解きましょう。

「テレビを消して、親子一緒の学習時間を」2015.6.

「テレビを消して、親子一緒の学習時間を」2015.6.

さて、お子様たちも進級して2か月余りが過ぎ、新しい環境にも慣れてきた頃でしょうか。夏に向かうこの時期は、部活動なども本格化し、外での活動時間が増える時期でもあります。ですが、実は、今の時期こそ学習習慣をつけるべき、最も大切なとき。とは言え、実際、学習習慣をつけることはなかなか大変です。「やりなさい!」というだけでは、子供たちには通じません。そこで、私がお薦めするのは、子供が学習する間だけは、テレビを消して、親子みんなで机に向かう時間にしてみたらどうでしょうか。別に勉強でなくても家事でも勿論よいと思います。ただ、子供だけ頑張るのではなく、家族みんなが協力する、という姿勢を見せることが大切だと思います。夕食を食べたら、テレビをパチン!今日から始めてみませんか。

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