頭の中に木を育てよう! 2017.10
勉強に暗記は切っても切り離せないものですが、勉強ができる子は体系化、グループ化を頭の中できちんとしています。キーワードを一つ上げるとそれに関連する言葉がいくつも出てきたり、いわば頭の中に大きな木があるようにその中で最も大切な幹の部分と枝葉の部分、根っこの部分という分類も自分の中できちんと整理されていて、取り出しも簡単なのだと思います。一方暗記が苦手な子は、覚えたことがすべて葉っぱのように、大事なこともそうでないことも、バラバラに並んでいます。これではいざどれを使うか取り出すにも大変ですね。極端な話、リンゴがみかんに変わっただけで算数の式を変えてしまう子供も実際にいます。
高校時代、倫理の先生が教科書1冊の内容が3枚程度のプリントに体系化されるプリントをくれました。暗記が苦手な子は人の話を聞くときも、ノートまとめをするときも、樹木のどこに当たるのかを分類しながら聞いたりまとめる癖をつけ、頭の中を関連すること動詞つなげていくことができるようになると、膨大だと思っていた情報をまとめで覚えることができるようになり、暗記が格段に楽になっていくはずです。 t,{sh