子どもとの約束、守っていますか。 2016.12
子どもたちとの関わり方に悩む人の声を聞くことがあります。私自身も子育てに関しては未熟者で偉そうなことは言えないのですが、小中学生の声を聴くことが多いのも事実なので、その中で感じることを書くとすれば、子供たちはわけもなく怒ったり反抗しているだけではないと言うこと。例えば自分は忘れ物をすると怒られるのに、怒った大人は忘れても謝らないのはおかしい。また、大人に間違いを指摘すると認めないなど、子供たちは意外と冷静に大人を見ています。私が心がけていることは、自分ができないことを子供だけに求めないと言うこと。自分が本を読まないのに子供に本を読め、ではなく一緒に図書館に行って、お互い好きな本を1冊ずつ借りて読もう、と誘ったり、勉強も子供が頑張っている時は親も楽しいことは我慢する等。そして「子供のくせに」という言葉は使わず、子供も人格を持った一人の人間だと常々意識する。また、自分が間違えたと思ったら潔く謝る。ちょっと恥ずかしい気持ちもわかります。だけど、大人と子供である前に、人と人として誠実に向き合うことだけは忘れたくないと思っているのです。 ,this._shortW