『発信』することの意義

先日、教室に電話がかかってきました。前回、母のことを青いぽすとのコラムに書いたのですが、それを読んだ見ず知らずの方から私のコラムを読んで泣けたこと、自分の人生にも色々なことがあったけど頑張っていこう、と励まされ、私も思わず涙が溢れてきました。

以前、高校時代の先生のプリントが素晴らしかったことを青いぽすとに書いたところ、その先生からもご連絡をいただき、アップデートされた新しいプリントを送ってもらったこともありました。

一億総発信者時代、という言葉を聞いたことはあるでしょうか。現代はSNS等様々な手段で、誰もが気軽に発信できるようになりました。発信することは、リスクやデメリットも伴います。受け手がいる以上、自分の本意ではない受け止められ方をして誤解を招くこともあるでしょう。それでも、どんなに斬新なアイディアも発信しない限りは誰にも伝わらないように、自分の考えや自分自身を発信していくことは、これからを生きる人たちには必要不可欠なものになります。誰にでもできることはAIや機械がやってくれるようになり、今後は「個」の時代、つまり自分はどういう人間であるのか、自分には何ができるのかというこそが生きる強みになるのです。発信というと少し大袈裟に聞こえるかもしれませんが、自分が感じたことや考えたこと、心が動いたことを話したりコメントしたりして、誰かに伝えていくことが第一歩です。とはいえ私自身まだまだ発信が足りないと痛感しております。今年の残りもより発信を意識した生活をしようと思っています。